share

ワンセルフ

「ONESELF」を開発した理由

3 5月 , 2016  

LINEで送る

こんにちは、WEBサービスONESELFも正式にローンチしました。ONESELFは「人間のあらゆる能力が数値化可能」なサービスです。わずかな自己資金で開発しましたので、まだまだな面もあり課題点も多々ありますが、最初に必要な機能は全て揃っていますのでリリース致しました。

 

今まで周りの方などにこのサービスを作っていると説明するとかなり高い確率で「何でそれを作ろうと思ったの?」と聞かれていたので、このブログになぜこのプロダクトを作ろうと思ったのかのきっかけとなるエピソードをせっかくだし書き残しておこうと思います。作ろうと思った動機となるエピソードは2つです。

 

1つは自分のためです。僕は上智大学の理工学部物質生命理工学科へ在学していました。(成績がヒドすぎたので退学してしまいましたが、、、)

僕の在籍していた学科は数年前まで上智大学の化学科だった学科です。僕はそれを知らずに6年前、18歳の時「物質生命理工なんてなんか名前がかっこいいじゃないか。クリエイティブっぽいし。ギリギリで校内の推薦も取れるし、ここに入学してしまおう。」とかなり軽い気持ちで入学しました。これが良かったのか悪かったのか、この時の選択が、僕が後にこのサービスを作ろうと思う1つの大きなきっかけに繋がります。

 

僕は化学が非常に苦手で、高校時代にろくに化学の勉強もせずに元化学科だった学科へ入学しました。入学してから、元化学科だと知り、前提として化学の基礎知識がある程で繰り広げられる授業に全くついていけず、成績も悪く、学科からはクソバカ扱いされ、かなり早い段階から大学というものにウンザリし始めていました。ただ、なぜか心の底では「自分は化学の能力が低いだけ。別にバカなわけではない。」と強く思っていました。

(今思い返すと、大して自分の入学する学科を調べずに入学し、成績が最下位に近くても、自分のダメさ加減を認めることをプライドが邪魔して拒否っていたので、色々とあの頃の自分は高慢でバカだったなwと思います。)

 

まぁ自分が悪いのですが、この時の自分は今思い出しても、かなり悩んでいたと思います。進級できない程の成績、勉強しようしても基礎的なことすら全くわからない状態、周りからは「どうしようもないバカだな」という風潮で見られる状況、将来に対する不安。どれも20歳程度の自分には重く感じ、悩ませ、辛いものでした。

 

こんな感じの時、相変わらず勉強もせず、現実逃避として、なんとなくツイッターを眺めていて目に入った言葉がありました。今でも覚えています。茂木健一郎さんが「日本の偏差値入試」について批判していたツイートです。端的に言うと「日本の偏差値入試はその偏差値という指標に囚われすぎていて子供達の自由な能力開発の弊害となっている」という趣旨だったと思います。

(当時の茂木さんの発言はこのあたりのURLにまとまっています。参考URL1 参考URL2

 

今でも覚えていますが、僕はこの茂木さんの意見を読んだ時、その内容に強く共感しました。今思い返すと「宗教の信仰」が死後の世界を信じ、死への恐怖を和らげる効果があるとすれば、僕はこの「偏差値なんてクソだ!」という「茂木さんの価値観を信仰する」ことで、クソみたいな偏差値(成績)を取っていた自分の現状からくる恐怖心や不安を取り除こうとしていたように思います。

 

この頃から「もっと社会からの人間に対する評価指標は多様化すべきなんだ。成績だけじゃ測れない能力もいっぱいあるじゃないか。そうなれば自分もきっとちゃんと認めてもらえるぞ!」みたいな事を思うようになりました。これが僕がこのONESELFというサービスを作ろうと思った大きな一つ目の理由です。

 

要は自分の現状を打破するためというか、ダメな自分をなんとか正当化するためにそういったサービスがあるといいなと思ったのです。随分とエゴイズムな理由だなと今でも思います。

 

もう一つの大きな動機となるのが、学外での出会いです。僕は大学の勉強はからっきしでしたが、学外では結構幅広く動き回る学生だったと思います。学生団体に入って発展途上国に行ってみたり、学生団体を作ったり、一人でビジコンに出てみたり、社会人に会いに行ってみたり、色々と少年ながら活動していました。あまり当時の事は覚えていませんが、成績がボロボロだったので、大学以外で何か将来につながる事をしよう!と考えていた気がします。

 

こうして色々と活動していく中で、とある先輩からの紹介で、中高生にIT指導塾のようなプログラミングキャンプを全国で開催している(今は世界で開催されていますが)「Life is Tech!」という会社を紹介されました。ここで僕はプログラミングを教えてもらい、僕自身もそこで身につけたそこで身につけた少しばかりのITスキルを元に少し中高生へのIT分野の指導をするようになりました。元々この頃はスマホシフトが本格的に起き出した時期でもあり、僕自身元からテクノロジーに興味があったので、ここで大きく色んな事を知り、すぐにテクノロジー分野にハマっていきました。今僕がONESELFというサービスを実際に製品としてリリースできるレベルまで構築できたのもこのLife is Tech!という会社、そして、お願いして、僕も一緒に開発チームに混じりながら、業務の中で丁寧にプログラミングを指導して頂いた、社員さんの方々のおかげです。とても感謝しています。

 

このLife is Tech!と出会い、色々新しい事も見ました。最初まだ僕も全然プログラミングスキルがなかった頃に、10代そこそこの自分より年下の子達がとても高いクオリティのアプリやゲームを開発しているのを見て「なんて凄い子達なんだ・・・!」と心からビックリしたのを今でも覚えています。また、そんな中でそんな素晴らしい能力を持つにも関わらず、その能力が、その子達の主コミュニティである「自身の学校のコミュニティ」では中々認められていないケースもあるという事も知りました。それはまだ一般的な学校の中では開発スキルの評価指標が存在しないからだと思います。そもそもプログラミング能力の一般的な評価軸がまだ存在しないのです。

 

確かに僕自身も高校時代の時、「プログラミングがめっちゃ出来るやつ」はいましたが、「へえー」くらいに流していましたし、中学校や高校の中でめっちゃプログラミングが出来るやつがいたとしても、それがめちゃめちゃ学校のコミュニティーで賞賛されないというのはなんとなく頷けます。ただ、これは非常にもったいない。その子の能力はその子のためにもっと認められるべきだ。と強く思うようになりました。今の大学のコミュニティで全く認められていない自分の影を重ねていた気もします。これが僕がONESELFを作ろうと強く思ったもう一つのエピソードです。何か素晴らしい能力があるのに何らかの理由で、その能力が正当に認められていない人いるし、絶対にその人の能力はもっと認められるべきだと強く思うようになりました。

 

自分の経験、自分が出会った人たちのため、そしてまだ世界には少なからずいるであろう、自分の能力が何らかの理由で正当に認められていない人たちのために「人間の評価指標はもっと多様化すべきだ」と強く思うようになりました。今でも思っています。

 

僕は勉強はあまりしませんでしたが、自分でやると決めた事には盲目的に努力ができるので、ひたすら知識を身につけ、時には色んな人からの手を借り、もうこの時には大学を中退すると決めていたので、創業資金にするために色んな人にお願いして、仕事ももらい、その仕事を請けつつも(結果として今の時点までで大した資金にはなっていませんが)毎日ひたすらサービス開発に奮闘しました。その期間は約2年です。

 

そして今の僕があります。今はやっとつたないエンジニアもどきであった僕が開発した「ONESELF」というサービスは多くの人向けに開放しても大丈夫なくらいのレベルまで到達しました。まだまだ、サービスの中でやりたいことつけたい機能は数多くあります。これからももっともっと素晴らしいプロダクトに改善していく努力はやめません。

ONESELFのサービスは独自の計算プログラムにより「人間のあらゆる能力が数値化」可能なサービスです。これから更に成長させていけば、多くの人の生活スタイルを一変させる「イノベーション」と呼ばれる技術になる可能性も十分に秘めていると僕は思っています。

 

僕はこのONESELFを作る過程で恐らく図らずも、かなり成長し、最近ですと「こんな仕事しない?」「一緒に会社をやらないか?」「友達がこんな人を探してるんだけど岡野くんを紹介してもいいか?」みたいな声も少なくない件数かかるようになり、徐々に周りから認められ始めたのかなーと思っています。少なからず、このONESELFというサービス、僕の将来に陰ながら期待をかけてくれている人たちもいるのも知っています。

ただ、昔の自分のような人や、まだ認められるべき能力を何らかの理由で正当に認められていない人たちは少なくない数いると思っています。周りから自分の能力が評価されないというのはとても辛いものです。誰も得をしていないように思います。そのような人たちがONESELFを使い、少しでも自分の能力がその人のコミュニティや社会、世界から認められるような世界を作れればと心から思っており、そのために僕のエネルギーを全身全霊で惜しみなく捧げようと思います。

 

誰かが声を上げて実行しないと変えれるものも変えれないと思っています。実際に実践しても変えれる確証は全くないのですが、実践しなかった場合、変えれない確率は100%です。多くの課題、解決すべき問題だらけで、まだまだですが、頑張りたいと思います!

 

WEBサービス「ONESELF」はこちら→ ONESELF

share

(2016年5月3日現在、スマホから利用すると機能が制限されてしまいます。PCからご利用いただけると幸いです。)

akikiyo By  -      


Facebookからこの記事にコメントする