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「異能vation」事業について最後に(批判的な意見に対する解釈)

12 4月 , 2015  

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以前書いた、総務省の異能vation事業に遊びに行ってきた感想を書いた

 

総務省の独創的な人向け特別枠「異能vation」について(1)

総務省の独創的な人向け特別枠「異能vation」について(2)

 

の補足ですが、この記事のテーマにした「異能vation」事業は本当に批判的意見も多いプロジェクトでした。僕は事業発表時から事細かに情報をチェックをしていたのでこの事実は間違いありません。

 

特に最も多かった批判的な意見としては、①事業名がダサい援助金の上限が300万程度じゃイノベーションなんて起こせないの2つが圧倒的多数でした。

 

しかしながら、僕はこの2つには明確かつ、合理的な理由があったのではないかと考えています。この記事は凄く真面目に書きました(笑)

 

まず、「事業名がダサい」ということについてですが、まあこのネーミングがイケてるかクールかについては個人の価値観によるので言及はしませんw

 

この【異能vation】という一風変なネーミングですが、「異能vation」発案者の高村氏は「求めているのは革新的な技術やアイデアを持っていながら、社会性が欠けているため研究機関に所属できなかったり、研究費の申請書類をそろえられずにくすぶっている「異能」の人だ。」と発言しています。この「異能vation」事業は【イノベーションを起こすような人は中々、社会の中でうまく自分の力を活かすことができない(という人が多い)】という前提の元に作られているのです。

 

つまり、異能vation運営側はその「社会にうまくとけ込めない人たち」まで「異能vation」事業を広報する必要があったのです。そのために、異能vationの応募フォームは自分の意志で応募する、自薦フォームとは別に、身の回りの「異能な人」を推薦する他薦フォームまであったほどです。この【異能vation】という事業名も少しでも話題性を持たせ、より多くの人に認知してもらうためにこのイケてるともダサいとも言える面白ネーミングにしたんじゃないかな〜〜とか思ったり。わかんないですけどね(笑)

 

そして、もう一つの【援助金の上限が300万程度じゃイノベーションなんて起こせない】という意見に対してですが、僕はそんな大金を扱ったことはないのでわかりませんが、まあ確かに。と思えるような意見である気がなんとなーくします。しかし、この300万という数字にも「上限を300万にせざるを得ない明確な理由」があったのではないかと考えています。

 

「異能vation」発案者の高村氏の発言にもう一つ「採択者のテーマの試みが「失敗」したとしても、そのチャレンジは次回に繋がる「成功」だと捉える。この異能vation事業自体がチャレンジである。」という言葉があります。

 

この「異能vation」事業は【採択された人たちがチャレンジする研究テーマはうまくいかない可能性も十二分にあり得る】という前提で作られているのです。本事業のアドバイザーであるMITメディアラボ所長の伊藤穣一さんが解説するリーンスタートアップというイノベーティブな取り組みをする際に効果的にイノベーションを起こすためのマネジメント手法が存在しますが、端的にいうと、まずは自分の打ち立てた仮説が正しいのか見極めるのに最小限のプロダクトであるMVP(minimum viable product)をつくり仮説を検証をせよという手法です。

 

今回の「異能vation」事業でもこのマネジメント手法が導入されたのではないかと僕は考えています。「異能vation」事業は、今後毎年実施予定らしいですが、今回が初めての試みです。つまり、今回はまだ検証段階なのです。今回の「異能vation」事業自体がMVP(仮説を検証できる最小限のコストのプロダクト)だったのではないでしょうか。援助金の300万円は国民の税金から賄われるものです。失敗するかもしれない事業、研究テーマへ投資できるのは、300万円が限界だったのではないでしょうか。僕はこんな考えの元に本事業の援助金の「300万円」という数字が決定したのではないかなと予想しています。まあ金額が大きかったら大きかったで「税金をそんなことに使うな!」という意見も出てくる気がするので何事も新しいことをする際に反対意見というものは付いて回るものなのかもしれないです。

 

今回、「異能vation」事業から名前通り、イノベーションが出たとしても、出なかったとしてもまた次回も、最初のプロトタイプだったと思われる今回の事業を磨いていつか本当にAppleやGoogleやFacebookのような大イノベーターがでるといいなあというのが僕の個人的な意見です。僕はONESELFをこれらの企業に匹敵するほどの地球丸ごと変えてしまう事業に真剣にしようと思っています。

 

以上が「異能vation」事業について、最も批判が多かった2つの意見に対する僕なりの解釈でした。まあ想像だからわかんないんですけどねw

 

俺は異能vation凄い好き!楽しかったから!

akikiyo By  -      



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